会社概要

一般社団法人日本スポーツ教育アカデミー　理事
一般社団法人東京芸術院　G.コーディネイター
特定非営利活動法人日本オリンピック・アカデミー　会員
一般社団法人野球文化學　会員
一般社団法人渋谷インターナショナルラグビークラブ
プロジェクトメンバー
国際イベントニュース　コーディネイター

■その他の主な略歴
○順天堂大学スポーツマーケティング学科　講師
○東京富士大学イベントプロデュース学科　講師
○武蔵野大学スポーツマネジメントゼミ　講師
○日本工学院ミュージックカレッジ　講師
○人脈ソリューションズ株式会社　G.コーディネイター
○bravesoft株式会社　エバンジェリスト
○株式会社サティスファクトリー　顧問　　etc.

飯塚 俊哉

スポーツやアートは、このコロナ禍の中で、人間の生活暮らしにとって、より重要なものになってきている。
人が人間として、より良い生活「ウェルビーング」を達成してゆくために、スポーツとアートは、人それぞれに生きがいや喜び、楽しみに癒し、慰めをも与えてくれる。
ところが近年になり、スポーツとアートについての経済面での価値のみが大きく語られ測られている。
観客動員、チケット、グッズ、飲食、作品の売上、視聴率、視聴回数、再生回数など。

もちろんその数字は、とてもとても大切なものであるが、スポーツとアートの価値は、それだけではないはず。
スポーツやアートを欲し求め、たとえ現場に行けないまでも、常に気になり、自ずと気にしている、心のとても大きな部分を占める。

人々のマインドシェアやシティプライド、シビックプライドに大きな部分を占めている方々も多いのでは。

それこそが、数字や形としてみえにくい価値であると考える。

ドイツの芸術家、ヨゼフ・ボイスは、「芸術=資本」と唱えた。

フットボールは、命よりも大切とイタリアの人々は唱えた。

ペレはブラジルに世界に王様として君臨、ヨハン・クライフは、JCとして崇められ、マラドーナは「神」となり、ジョージハーマンルースは、皆の「ベーブ」として愛され続ける。

マリリンモンローの「美」は、人々を捉えて止まず、アンディウォーホルは、その「美」を大量複製して、アートの概念を変えた。

日本では、2011に、なでしこジャパンが沈んだ人々の笑顔をもたらせた。チームは、311の映像を試合前に観て、勇気と汗を振り絞られた。

「見せましょう野球の底力を」と声を挙げ、日本一になったゴールデンイーグルスも東北に一時の笑顔を戻した。

スポーツの凄さは、一瞬で世界に同時に伝わる水平方面への横への伝播力の強さ、大きさ。
ルールを世界の共通の理解のプロトコルとした上での共有、共鳴、共時のチカラ。

藝術のアーティストの見つめる先は、その作家にしか見えていない景色。
しばらくは、多くの方には理解もされず、時には批判のみが来る。
時を経て後、改めて時代が追いつきようやく徐々に理解され解釈される。
理解されないままの場合も往々にしてある状況。
しかし作家は、常に時代を先取り、深堀をして、未来の人間が見え得る事世界が見えてしまう。未来の視点を提示しつつ、過去への照射で掘り返す。
高くて深い垂直の細いプロトコルが、未来の社会への一筋の光を示す。

誰もが分かるスポーツの大きな力、作家にしか見えない未来へつながる一筋の強い力。
そのどちらも、人間の人間らしい生活にとり、とても大切なもの。

スポーツとアートの形に成りにくい、見えにくい価値を可視化し、社会資本としての価値を明らかにしていきたい。
そして可視化された社会的価値に、資金の流れをきちんと作りたい。
例えば日本のみならず、世界の「ESG投資」を呼び込める流れをつくる事。
そうした事を夢想している。

思考は現実化する。法螺も実現すれば誠に。
活動が、地域に根付き、心に根付いた存在なら、世界にチャレンジする存在なら、その価値明らかに可視化して、投資を呼び込む夢を現実化したい。

我々は、オープンにその方法を考え、スポーツとアートに生かされているみなさんと共に、その方法を確立し、夢に向かって船出をしていきます。
それが、人間の生活のより良い質（QOL）を高め、より良い存在として生きるウェルビーイングの実現と信じ、人やモノ、コトや情報を繋いで、コンテクストを紡いでいきます。

この夢の実現に向け、みなさまのご賛同、ご協力を賜りたいと考えています。